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はじめに
2024年8月放送の『ザワつく!金曜日』で、長嶋一茂さんが着用した1枚のアロハシャツが話題を呼びました。その名も「トーチフィッシャーマン」。価格はなんと79万8000円。さらに2025年9月には、同柄のシャツが300万円相当で販売されていることが判明し、長嶋一茂さんが「ここにいる場合じゃない!」と叫んで退席しようとするほどの衝撃を受けたのです。
この“着る芸術”とも呼ばれるトーチフィッシャーマン柄のビンテージアロハとは、一体どんな魅力を秘めているのでしょうか?本記事では、その歴史、デザイン、希少性、そして長嶋一茂さんとの関係を深掘りしていきます。
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トーチフィッシャーマンとは?──ビンテージアロハの中でも伝説的な柄
「トーチフィッシャーマン(Torch Fisherman)」とは、1950年代にアメリカ・カリフォルニアのブランド「ART VOGUE OF CALIFORNIA(アートヴォーグ・オブ・カリフォルニア)」が手がけたアロハシャツのデザインです。
この柄は、松明(たいまつ)を手にした漁師が夜の海で漁をする姿を描いたもので、背面全体をキャンバスのように使った「バックパネル・パターン」が特徴。まるで絵画のような構図と色彩が、アロハシャツという枠を超えて“着る芸術”と称される理由です。
特に黒地に描かれたトーチフィッシャーマン柄は極めて希少で、復刻版ではなく当時のオリジナルであることが価値をさらに高めています。
イメージ画像:Blossom Days作成
長嶋一茂さんが着用──79万8000円のビンテージアロハに驚愕
2024年8月16日放送の『ザワつく!金曜日』では、長嶋一茂さんがこのトーチフィッシャーマン柄の黒地アロハシャツを着用して登場。番組内で値段当てクイズが行われ、最終的にその価格が「79万8000円」であることが明かされ、共演者一同が驚愕しました。
さらに2025年9月21日放送の『一茂×かまいたち ゲンバ』では、京都のヴィンテージショップ「カプリ」の店主が「現在販売するなら約300万円」と評価したことで、長嶋一茂さんは「俺帰るわ!ここにいる場合じゃない!」と叫び、収録中に退席しようとするという騒動まで起こりました。
このシャツは、長嶋一茂さんが「額縁に飾っている」と語るほどのお気に入りで、「死装束にする」とまで言い切るほどの愛着を持っている逸品です。
イメージ画像:Blossom Days作成
ビンテージアロハの魅力──素材・技法・文化的背景
ビンテージアロハシャツは、1930〜1950年代にかけてアメリカ本土やハワイで製造されたもので、以下のような特徴があります:
- 素材:天然レーヨンやシルクなど、肌触りが良く通気性に優れた生地
- ボタン:貝殻、椰子、古銭などを使用した手作り感のあるディテール
- プリント技法:手染めやスクリーンプリントによる色彩の深み
- 文化的背景:戦後のハワイ観光ブームやアメリカンカルチャーの象徴として人気を博した
特に「バックパネル・パターン」は、背面全体に絵画のような構図を描く技法で、トーチフィッシャーマン柄はその代表格。漁師の姿に込められた“命をかけた仕事”の美しさが、アートとして評価されているのです。
トーチフィッシャーマン柄の希少性──なぜ高額になるのか?
トーチフィッシャーマン柄が高額になる理由は、以下の通りです:
- 黒地のオリジナルは極めて希少:赤や青のバリエーションは存在するが、黒地はほとんど市場に出回らない
- 復刻版ではなく1950年代の本物:タグや縫製、素材で真贋が判定される
- 保存状態が良好:色褪せや破れがないものはさらに価値が高まる
- コレクター需要が高い:国内外のヴィンテージファッション愛好家が競って購入する
実際、長嶋一茂さんが購入したシャツは、原宿の古着店「マービンズ」で手に入れたもので、店主も「黒地のトーチフィッシャーマンは見たことがない」と驚いたそうです。
長嶋一茂さんとアロハシャツ──“着る芸術”へのこだわり
長嶋一茂さんは、アロハシャツを単なるファッションではなく「人生の一部」として捉えているようです。番組内では「死装束にする」「額縁に飾っている」と語り、アロハシャツへの深い愛情を見せています。
また、かまいたちの濱家隆一さんや山内健司さんとのトークでは、「ハワイの知人に写メを送ったら“黒地のトーチフィッシャーマンなんて見たことない”と驚かれた」と語り、その希少性を再確認する場面もありました。
このように、長嶋一茂さんのアロハシャツ愛は、単なる趣味を超えて“文化的な価値”を見出す姿勢に通じています。
まとめ──トーチフィッシャーマン柄のビンテージアロハが語る“服の物語”
トーチフィッシャーマン柄のビンテージアロハは、単なる衣服ではありません。それは、1950年代のアメリカ文化、ハワイの漁師の暮らし、そして現代のファッション愛好家の情熱が交差する“着る芸術”です。
長嶋一茂さんが驚愕し、愛してやまないこの1枚は、希少性・芸術性・文化的背景のすべてを備えた逸品。ファッションに興味がある人も、アートやカルチャーに関心がある人も、一度はその魅力に触れてみてはいかがでしょうか。